ニラの戯言

どうぞよしなに

発達障碍について

 トッデイもヤングでロリなスチューデントにもみくちゃにされました。嬉しみの極みですね。ちくわです。

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 今回は、真面目です。クソ真面目です。(笑いどころ)はないです。また、今回の記事の内容が全て私自身の主観によるもので、データから推測するなどの科学的な根拠があるものではないことをご理解ください。

 

1.導入

 あなたの学生時代、クラスに少し変わった子はいませんでしたか?独特の雰囲気があり自分の世界を持つ子授業中もじっとしてられず、走り回っちゃう子みんなより勉強が明らかに遅れている子。この子たちは発達障碍を持っているかもしれません。でもここで皆さんに気を付けて欲しいことがあります。

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 *あくまでそれは個性が強いだけかもしれません。少ない情報でラベリング(決めつけ)するのだけは絶対やめてください。

2.所感

  私は現在、とあるボランティアの一環で小学校に行ってます。飢えた獅子を兎小屋に放つとはいい度胸じゃねぇか。いえ、なんでもないです。ここでは、主に児童の学習指導、触れ合いを行っています。ちょっとこの件に関しても物申したいことがあるのですが、それはまたの機会に。

 皆さん、今学校には

いわゆる一般の児童が通う普通級と

ちょっと学校についていけない子たちが通う個別級があるのはご存知でしょうか?

 私は個別級の方をメインに、主に彼らに対して学習指導を行なってます。しかし、先程述べたように、彼らは学校にちょっとついてけない生徒たち。その子たちにとって学習指導とは本当に意味のあることなのでしょうか。他にやるべきことがあるのではないでしょうか。実際、その場で教えているときも、子どもたちはみんな辛そうです。苦しそうです。これが本当に私のすべきことなのかと自分に問いを毎晩ぶん投げ、枕をティアーでウェットさせるくらいには私も悩んでいました。担当の先生も、『親の意向で.....私も本当に意味があるのか...とは思っている』とおっしゃっておりました。やはり親と私たちとで意見のすれ違いというかなんというか.....親が「この子はできるから!きっとできるようになるから!」といっても、私は「本当に子どものこと見てるのかなあ」と思うばかりです。このことについては次の項目で。

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3.発達障碍を持つ親御さんへ

 初めに言っておきます。これはあくまでも個人的な意見に過ぎないので、みんながみんなこうすればよいというわけではございません。

 先程述べたように、確かに小学校の勉強は大事です。今後の勉強の基礎となるもので、しっかりと身につけられることがベストです。

 しかし、本当にそれだけが子どもにとって大切なことなのでしょうか。勉強が大切なのはわかります。でも、学校が教えてくれるのはそれだけではありません。社会のルール、集団行動のルールなど様々なことを学ぶことができます。また、クラスでは友だちを作ること、つまりコミュニケーションを取ることも子どもの発達において大切なことです。そうやって人は成長していきます。その時期に育った環境というものはとても重要なのです。

 今一度、子どものことを見てあげてください。楽しそうですか?辛そうにしてませんか?笑ってますか?子どものことを少しでも理解しようとしてますか? 当然ですが、親でも子どものことを完全にわかることはできません。部外者なら尚更のことです。でも、理解しようとする姿勢が大事なのです。その気持ちはきっと子どもに伝わります。すぐじゃなくても、いつかは。

 

 彼らは他の子と比べて、当たり前のことが上手くできません。だからこそ、周りの人たちが『障碍』というものを少しでも理解して、サポートしてあげることが彼らのよい発達に繋がります。同情ではありません。わかってあげてください。その子の悪いところもいいところも。その上で彼らにできることは何なのかをみんなで考えてください。きっと答えが見つかるはずです。

 

4.現状

  発達障碍というものには程度があり、人によっては見ただけでは、普通の子とほとんど変わらない子もいます。しかし、彼らと私たちは違うのです。人一倍疲れやすいし、人一倍不器用です。もちろん、個人差はありますが、それでも何かしらの枷を背負って生きていることには変わりません。でも彼らはやればできます。そのことを忘れないでください。

 ちなみに、この話は子どもに限ったことではありません。大人になってから、自分が発達障碍だとわかる人も多くいます。だからこそ、彼らに対する支援が早急に必要とされているのです。

  5.終わりに

 いいかがだったでしょうか。急にクソ真面目な記事になりましたが、あんなゴミを量産するよりはマシかと思い、今に至りました。私もこのようなことを書いたのは初めてだったので、至らない点が多くあったと思いますが、少しでもこの話題について興味を持っていただけたら幸いです。

 最終的に私が言いたかったことは、障碍を持つことは悪いことじゃない。子どもが障碍を持っているからといって、別に親が恥ずかしがることもなし、引け目に思うこともないです。しかし、現在の日本ではどうしても障碍をそのように捉えている方が多いと思われます。だからこそ、まずは親が自分の子どものことを少しでも理解し、真正面に立って、目を見て話せるようになることが大事です。

 ここまで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 


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